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お家の床や壁のお掃除方法!手軽にできる簡単掃除から壁の種類別掃除まで

ただ毎日生活しているだけで、お家の床や壁には汚れが蓄積していきます。ほこりや髪の毛など目に見える汚れが溜まっていく床は、掃除が苦手な人もいやでも目についてしまうので、キレイにする機会は多いと思います。お部屋の壁は、なかなか汚れている実感が湧きづらいと思いますが、実は意外と汚れが溜まっている場所なんです。

家中を常に綺麗に保つためにも、こまめな掃除を心がけて気持ちよく過ごせるようにしましょう。

今回は床や壁の掃除方法から、なかなか掃除する機会の少ない外壁の掃除方法まで、徹底解説していきます。

なんだか最近壁がくすんできた気がする…住宅購入やリフォームによってせっかく家が新しくなったからキレイな家を保ちたい!そんな方は、ぜひこの記事を読んで参考にされてみてください。

床掃除

床は、外から入った汚れやホコリ、棚やテーブルの上のゴミや汚れも落ちて集まるので、家の中で一番汚れやすい場所だと思います。床の材質別で掃除方法をご紹介していきます。

フローリング

一般的な住宅に多く使用されているフローリングの掃除方法をご紹介します。フローリングは掃除がしやすく、基本的には汚れがつきにくいですが、毎日生活していると外から入る砂や歩く人の汗の汚れなどが混じり、ベタついてくることも多いです。

毎日掃除をすれば汚れが溜まることも少ないですが、汚れやべたつきを感じてから掃除する人も多いと思います。

フローリングの掃除方法は
1.掃除用ワイパーにドライシートをつけて大まかにゴミや汚れを取る
2.掃除機で細かな汚れを取る
3.ベタつきや頑固な汚れを雑巾で拭き取る

掃除機をはじめにしてしまうとホコリが飛んでしまう可能性がありますので、最初にドライシートを掃除用ワイパーに付け、髪の毛やホコリを取り除いてしまいましょう。

次に砂などの細かなゴミや汚れを掃除機で吸い込んでいきましょう。細かな汚れはフローリングの溝に溜まってしまいますので、溝にそって掃除機をかけていくと効率的に掃除できます。

それでも取れない床のベタつきや、頑固な汚れは雑巾で水拭きをして取り除きましょう。フローリング用洗剤を使うと黒ずみなども取れるのでオススメです。

また最近ではフローリングワイパー用のウェットシートにも、汚れが落ちやすい成分が入っているものもあるので、かがまずにベタつきや黒ずみが簡単に落とせるのは嬉しいですね。

フローリングをキレイに保つためにワックスがけをするのもオススメです。半年〜1年に1回ぐらいの間隔でフローリングをキレイに掃除をした後、フローリング専用のワックスをかけていきます。乾かす時間はワックス剤によって異なりますので、使用説明書をよく読んで使用しましょう。

無垢床

住宅に使用されることが多い、木の質感が心地よい無垢材の床ですが、お手入れが難しい…と感じている方も多いと思います。フローリングなどのコーティングされている床材よりも、木の質感や風合いがより感じられて人気の無垢材ですが、傷つきやすく飲み物をこぼすとシミになってしまった!なんてこともあるかなり繊細な床材です。

無垢床と一言に言っても塗装の種類があります。
自然塗装・ウレタン塗装・ウレタンUV塗装・無塗装があります。塗装の種類によっては、定期的にオイルの塗り直しが必要な場合がありますので、あらかじめ確認しておくことをお勧めします。

基本的に無垢床は、掃除機をかけたり掃除用ワイパーにドライシートをつけて掃除をする方法で大丈夫です。

無垢床は、空気中の湿気を吸ってくれるというメリットはありますが、基本的には水は大敵なので、もし水や飲み物をこぼしてしまった場合には、すぐに拭き取りましょう。

汚れが気になり出したら、固く絞った雑巾で水拭きをするのも良いです。しつこい汚れがある場合には、中性洗剤を薄めた液で水拭きしてみましょう。

畳の基本的な掃除方法は、ホウキで掃いたり掃除機をかけたりしてゴミや汚れを取っていきます。畳の掃除は、必ず畳の目に沿って行うように心がけましょう。また畳のヘリがある場合は、痛めないためにも掃除機をかけないようにしましょう。それでも汚れが落ちない場合には雑巾で乾拭きをしましょう。畳はカビが生えやすいため、あまり水拭きはオススメしませんが、しつこい汚れがある場合には、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。ただし、水拭きをした後に乾拭きをしてしっかりと換気をしておきましょう。

水拭きでも汚れが取れない時は、クエン酸または畳用洗剤を使って掃除をしていきます。

壁掃除

壁は、あまり汚れが感じられないので掃除する機会が少ないと思います。壁と一言に言っても、素材や表面の形状は様々です。基本的な掃除方法は似ていますが、壁の材質によっては水をあまり使わない方が良い場合もあるので、壁の種類ごとに掃除方法を説明していきます。

ビニールクロス(壁紙)

一般的なリビングに使用されているのは、塩化ビニール樹脂で出来ているビニールクロスで、ビニールで出来ているため水に強く、汚れが拭き取りやすいのが特徴的です。

基本的な掃除方法は、最初にホコリ取り用のハンディモップで全体的にホコリを取ります。ホコリも放置していると、空気中の水分や脂などと混ざり頑固な汚れになっていくので、ホコリ取りはこまめにしましょう。ホコリが取れたら、水に浸して固く絞った雑巾で拭き掃除をしていきましょう。汚れが気になる場合は、食器用洗剤を数滴垂らして壁の下から上に向かって拭いていきます。その後、雑巾で水拭きをした後に乾拭きをして掃除完了です。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭の場合、油性ペンなどで落書きをされてしまうこともありますよね。そんな時は雑巾に少量の除光液を付けて優しく拭いてみて、消えるかどうか試してみてください。

紙クロス・布クロス

紙や布でできたクロスは、水気を吸い取る性質を持つため水拭きをしてしまうと傷ついたりシミができてしまうことがあります。乾拭きまたは硬く絞った雑巾で優しく掃除をしましょう。

塗り壁

日本では昔から使用されている塗り壁ですが、使用される材料は漆喰・珪藻土・プラスター・土などがあります。それぞれ調湿性や耐久性があったりと特徴がありますが、その他の壁材に比べて水に弱いことが挙げられます。そのため塗壁の掃除は、はたきやハンディモップなどでホコリを取り、雑巾で乾拭きをしてください。水拭きをすると染み込んで水ジミができる場合があるので、なるべく水は使わずに掃除をしましょう。

また、土壁や砂壁の場合は、強く擦るとボロボロと崩れて落ちてしますことがありますので、掃除をする際には、優しくホコリを取り除く程度にしましょう。

タイル

水回りに多く使用されることが多いタイル。掃除方法は、水に浸し固く絞った雑巾で拭いていき、汚れがひどい場合は、掃除用洗剤を付けて拭いて、水拭き・乾拭きをして出来上がりです。タイルは汚れやすいお風呂やキッチンなどに多く使用され、掃除がしやすいので扱いやすいですが、水垢ができないように掃除の最後に乾拭きをして水分を残さないようにしましょう。

タイルとタイルの間の目地の部分は、汚れが蓄積されると黒ずんできたりしてなかなかキレイにするのが難しくなってきますので、こまめに掃除をするように心がけましょう。クレンザーやメラミンスポンジ、ハイターなどの塩素系漂白剤などを使用してキレイを保ちましょう。

まとめ 掃除のしやすい仕様にリフォームする手も?!

今回は、床と壁の種類別に掃除方法をご紹介してきました。キレイな家で気持ちよく過ごすために一番大切なことは、汚れを溜めないようにこまめに掃除をすることだと思います。とはいうものの、長年の使用で壁や床が傷ついたり取れない汚れがついたりすることは仕方のないものです。思い切って掃除のしやすい壁や床にリフォームしてしまうのも一つの選択だと思います。

熊本のリフォームや家づくりのことならおうち工房へ!

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