【施工例：After】築40年の平屋が大規模リノベーションで「和モダンな映える家」に|熊本県宇土市O様邸

2022年5月12日施工事例

前回、施工前の状況をご紹介させていただいた、熊本県宇土市O様邸の大規模平屋リノベーションがついに施工完了しました。

築40年の日本家屋が、どのように現代の「和モダンな映える家」に生まれ変わったのか、今回は細部までじっくりとご紹介していきます。

間取りを変更するような大規模リフォームをお考えの方、中古物件の購入〜リノベーションを考えている方は、今回とても参考になるおうちですので、ぜひご覧ください。

純和風の日本家屋が、和モダンな映える家に

まずは外観から。

上質の木材が使われていた元々の柱を残したまま、和の風合いを活かした玄関。木材には防腐加工を施す塗装を行いました。

真っ白な漆喰壁も塗り直し、壁のグレーの部分にも塗装を施しています。

今回新しく設置したウッドデッキは、屋内と回遊できるつくりになっているため、セカンドリビングとして活用できることを想定。

晴れた日には家族でバーベキューを楽しんだり、子どもたちの遊び場として使うこともできます。

扉を開けると、広々とした玄関がお出迎え。

大きな収納を設置したことにより、最も人目に付く場所である玄関も常にすっきりとした状態に保つことができます。

縁側だった空間は、その日当たりの良さを活かしてランドリールームとして有効活用。

天井から吊り下げる物干しを設置しています。

ちょっとしたアイロンがけにも使える棚が、暮らしに嬉しいポイントです。

元々は和室が続いていた空間には壁を設け、部屋を分けることで子ども部屋として利用できるようになりました。必須の収納は各部屋にしっかりと配置し、ウォークインクローゼットも新設しています。

廊下には大容量のファミリークローゼットを作成。

子どもたちの洋服がかけられるよう、棚の高さには変化をつけています。

収納場所を豊富に用意することで、段々と物が増えていっても、将来的に家全体が物で溢れかえる心配が少なくなります。

和と洋が融合する洋室は、和室だった頃の真壁を活かし、独特な懐かしさのある風合いに。

タイル貼りだった昔ながらのお風呂は、システムバスにリフォーム。

少し変わった洗面台は、おうち工房からお客様にご提案させていただいたものの中でもこだわりの強いポイント。

長さのある鏡とカウンターを配置することで、家族がみんな身支度をする朝の時間でも余裕を持って過ごすことができます。

キッチンは壁付のI型キッチンだったものを変更し、フラットの対面キッチンを採用。造作のカップボードはキッチンの天板に合わせて白をチョイスし、まとまりのある空間を演出しました。

日当たりの良いキッチンでは、窓際で料理に使うハーブなどを栽培する楽しみも増えそうです。

ダイニングキッチン+和室という昔ながらの間取りだったリビングは、壁を取り除くことによって家族が集まる14帖のLDKに生まれ変わりました。

和モダンの雰囲気を生かすため、家の中にあるさまざまな造作建具やニッチなどのパーツにも抜け目なくこだわっています。こちらの内ドアも家のイメージに合うよう、おうち工房がじっくりと選んでご提案させていただきました。

今回リフォームをご依頼いただいたO様には、間取りのご提案から壁紙（クロス）・床・設備などのコーディネートまで、大変ご満足いただくことができ、おうち工房としても嬉しい思いでいっぱいです。

実は、今回のリフォームには、「長期優良化住宅リフォーム補助金」を利用しています。

家の機能性を上げて、今までより快適に長く住み続けることができるようになり、さらにその資金には補助金が使える、というのはリフォームを考える方にとってはとても大きなメリットですよね。

おうち工房では今回のリフォームのように築年数が経過した中古住宅を安く購入し、リフォームをして暮らすという方法を「マイホームの夢を叶える手段」としてオススメしています。

その理由はただひとつ、「高額な住宅ローンに家計を圧迫されることなく、綺麗なマイホームを手に入れることができる」から。

築年数がある程度経過していても、リフォームで設備を整えたり、断熱材の補修を行えば新築同様の暮らしをすることは可能です。キッチンは絶対に対面式がいい、洗面台は造作でかわいいものにしたい、などという希望はしっかりと叶えながら毎月負担する金額は安く抑えられる。

リフォームに長く携わってきたプロの目線から見ると、とても賢いマイホームの購入方法だと感じます。

補助金を活用してのリフォームは申請時期や工事内容などによって適用可能な場合とそうでない場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。