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お風呂掃除のポイント!浴槽や鏡、排水溝までピカピカに【お掃除のコツ】

家族が毎日使用するお風呂ですが、湿度が高いため知らず知らずのうちにピンク汚れや黒カビが発生していることもあります。水垢で見えづらい鏡や、髪の毛でいっぱいになっている排水溝が目につくと、「今から自分の体の汚れを洗い落とすのに…」とがっかりしてしまいますよね。

一般的にカビが気になる時期は、雨が多い梅雨時期と思われがちですが、暖かくなり始める春もカビには要注意です!

清潔なお風呂を保つためにも、日々の掃除や汚れを溜めないコツをご紹介します。

基本的な毎日のお風呂掃除

毎日お風呂に入る前、または後に行うお風呂掃除を場所別にご紹介します。お風呂はとにかく湿度が高いので意識的に普段から換気を心がけておくと、カビなどが発生しにくくなります。

浴槽のお掃除

浴槽は毎日お湯を溜めて使う人も多いと思います。お湯はりの前と後にささっと掃除をしてしまいましょう。毎日掃除をしていれば軽い汚れしかつきませんので、ルーティーン化して掃除自体を負担になりにくいようにしましょう。

お風呂に入る前にする掃除

1.浴槽全体にシャワーでお湯をかける
浴槽にシャワーでお湯をかけて全体を濡らしましょう。汚れを落としやすい状態にします。

2.お風呂用洗剤を吹きかけてスポンジで浴槽をこすり洗いする
浴槽全体にお風呂用洗剤をまんべんなく吹きかけて、お好みのスポンジで全体をこすり洗いしていきます。

3.シャワーで汚れを洗い流す
シャワーのお湯で汚れと泡を全て洗い流しましょう。

お風呂に入った後にする掃除

お風呂に入った後に浴槽のお湯を抜く場合は、垢や汚れを流しておくと清潔を保てます。

1.浴槽全体にシャワーでお湯をかけ汚れを流す
浴槽にシャワーでお湯をかけて全体の汚れを洗い流しましょう。余裕があればお湯はり前にしたようにお風呂用洗剤を吹きかけてスポンジでこすり洗いをしておくと良いでしょう。

お風呂の床のお掃除

お風呂の床は、掃除をしていないと垢や皮脂による黒ずみが発生します。床掃除もこまめに行うようにして、綺麗な床を保ちましょう。

1.お風呂用洗剤を床にまんべんなく吹きかける
黒ずみやピンク汚れ、黒カビが発生している場合は、酸素系漂白剤やカビ取り用洗剤が必要なことがありますが、日々の掃除はお風呂用洗剤で十分です。

2.ブラシで床をこすり洗いする
お風呂掃除用のブラシで床をこすり洗いしましょう。床の溝に合わせて掃除するよう心がけましょう。

毎日のお風呂あがりにした方がいいこと

お風呂の水気を取る

お風呂あがりは浴室内の水滴を拭き取ることをオススメします。

壁、浴槽、床の順に水切りワイパー(スクイージー)もしくは給水スポンジで水滴を残さないようにしましょう。特に鏡の水滴はすぐに水垢になってしまうため、毎日欠かさず行った方が良いです。

排水溝に溜まった髪の毛汚れをとる

排水溝の汚れ取りはお風呂あがりに行うことをオススメします。溜めておくと水が流れなくなったり、汚れがひどくなってカビが生えたりと、余計掃除が大変になってしますので、こまめに掃除しておくと良いです。

日々の排水溝掃除は髪の毛などの目に見える汚れをさっと取り除く程度で十分です。

週に1回の清潔を保つお風呂掃除

日々のお掃除とは別に、週に1回の綺麗を保つお風呂掃除もしておくと良いでしょう。

こまめな掃除をしておくことでまとまった大掃除なども必要なくなりますし、週末により綺麗にすることで気持ち的にもリセットされる気がするので、とてもオススメです。

排水溝をハイター除菌

お風呂の排水溝は、毎日ゴミ取りをしていれば、こすり洗いが必要なほど汚れがひどくなることはないと思います。汚れがある場合は取り除き、漂白用ハイタースプレーを吹きかけて、20分ほど放置してシャワーで洗い流しましょう。

意外と盲点な浴槽のフタ

掃除を忘れがちな浴槽のフタですが、ご家庭によっては毎日使用することもあると思います。使用頻度が高いご家庭は、週に1回掃除をしておくと良いでしょう。気がついたら黒カビが生えていた、なんてことにならないように、日頃から水気をきる工夫をしましょう。

フタの掃除方法は、お風呂用洗剤を吹きかけてブラシでこすり洗いをします。洗い終わったらシャワーで洗い流して水気を拭き取ります。

おけやイスをつけ置き洗い

毎日掃除することはない、おけやイスやお風呂のおもちゃなどの小物は、週末にまとめて浴槽でつけ置き洗いをすると良いです。

残り湯でもいいので、浴槽にお湯をはり重曹もしくは酸素系漂白剤を適量入れて綺麗にしたいものを入れるだけ。数時間そのまま放置して、あとはシャワーで洗い流せば汚れが落ちます。

この場合、白い水垢は落ちずに残ってしまうので、より綺麗にしたい方は水垢落としをしましょう。

黒ずみ汚れは主に、皮脂などの酸性の汚れなので、アルカリ性洗剤の「重曹」や「酸素系漂白剤」を使用すると綺麗になります。

頑固な汚れを落とすお風呂掃除

毎日や週に1回行う掃除方法をご紹介しましたが、こまめに掃除するのが良いとわかっていても、実際はなかなか毎日できないものですよね。

気がついたら、壁や床にピンク汚れや黒ずみ、イスの裏に黒カビが発生していた!なんてこともあると思います。

汚れごとの掃除方法や掃除道具を把握することで、事前に準備しておくことができます。

どこにでも現れる黒ずみ汚れ

床や浴槽、壁などに出る黒ずみは、主に皮脂の汚れが蓄積された「酸性の汚れ」です。酸性の汚れの場合はアルカリ性の洗剤を使えば汚れが落ちます。

アルカリ性の洗剤は「重曹」や「酸素系漂白剤」ですので、おうちに常備しておくことをオススメします。

掃除方法は、汚れの場所や汚れたものにもよりますが、重曹をふりかけてブラシでこすり洗いをしたり、床に黒ずみが出た場合は、排水溝を塞いで、お湯を溜めて重曹を入れ、床ごとつけおき洗いをすると良いでしょう。数時間放置した後お湯を抜いて、ブラシでこすり洗いをすれば綺麗になります。

鏡のしつこい水垢汚れ

お風呂の鏡には、すぐに水垢がついてしまいます。放置しておくと水垢が蓄積され、なかなか落ちない頑固な汚れになってしまいます。
水垢汚れは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が水垢の原因で、アルカリ性の性質を持った汚れです。アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を使用して固まった水垢をふやかして落とします。

よく使用させるのは、クエン酸の洗剤です。頑固な水垢汚れには「クエン酸パック」をオススメします。
クエン酸パックは、クエン酸水をキッチンペーパーに吹きかけて水垢を落としたい場所にくっつけます。上からラップをするとより効果的です。数時間放置してスポンジまたはラップでこすり洗いをします。
クエン酸によって柔らかくなった水垢をこすって落とすという方法です。

いつの間にか出てくるピンク汚れ

お風呂の床にいつの間にか出てくるピンク汚れ。ピンク汚れは「ロドトルラ」という酵母菌が原因で、湿度が高い場所かつエサとなる汚れがあると、かなりのスピードで増殖します。

「ちょっと最近お風呂掃除できてないかも…」と思っていたら床の隅にピンク汚れが!なんてことも。

ピンク汚れの掃除方法は、お風呂用洗剤を吹きかけてスポンジまたはブラシでこすり洗いをすれば落ちますが、スポンジで触りたくない、という方は漂白用ハイタースプレーをかけてしばらくしてシャワーで洗い流せば綺麗になります。

お風呂汚れのボス「黒カビ」

お風呂の頑固な汚れといえば黒カビ。目につくと、意を決して掃除しなければ!と思ってしまいますよね。
カビが発生した場合は、カビ取りハイターを使用すると思いますが、より効果的にカビを落とす3つのポイントをご紹介します。

1.ハイターを吹きかける前に水気を拭き取る。

水分が残っていると、塩素系カビ取り剤の効果が十分に発揮できないことがあるので、使用する場所はあらかじめしっかりと乾かしておきましょう。

2.ハイターをキッチンペーパーでパックする。

塩素系カビ取り剤をより浸透させるため、キッチンペーパーに吹きかけて貼り付けておくとより効果的です。

3.パッキン部分はこすりすぎない

カビが生えやすいパッキン部分は、強く擦りすぎると傷がついてしまい、カビがより発生しやすくなります。日々の掃除の際にも、パッキンなどの柔らかい部分は優しく掃除するように心がけましょう。

厄介な天井のカビ

お風呂の蒸気は天井付近に溜まりやすいので、天井に黒カビが発生することがあります。天井のカビ取りはカビ取り剤が落ちて、肌についたり目に入ったりすると危険なので、注意して行う必要があります。

掃除用ワイパーにカビ取り剤を吹きかけたキッチンペーパーを取り付けます。天井全体をふき、しばらくして注意しながらシャワーをかけて流します。最後に、掃除用ワイパーにキッチンペーパーまたは乾いた雑巾を取り付けて水分を拭き取れば終了です。

まとめ お風呂掃除で大切なこと

今回はお風呂の日々の掃除、週に一回の掃除、頑固な汚れの掃除をご紹介しましたが、一番大切なことは【汚れを溜めないこと】です。お風呂だけではなく、お家での暮らしを快適にするために、こまめな掃除をして汚れを溜めないように心がけましょう。

お風呂は油断するとすぐにカビが発生してしまい、衛生環境が体に悪影響を与える場合もあります。常に清潔を保ちつつ、負担にならないあなたに合った掃除の方法を見つけていくと良いでしょう。

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